リフォームで固定資産税は増額になる?
固定資産税が増額になるのかはリフォームを検討している方にとっては大きな心配になります。
実は内容によって固定資産税が上がるケースとそうでないケースがあるんです。
その大きな瀬戸際は何かといいますと、「市町村に建築確認申請の有無」で変わってきます。
例えば以下のような場合、市町村への建築確認が必要になり、固定資産税も上がります。
①壁や柱などの構造部分のリフォーム
柱などの主要な構造部分のリフォームは建物の耐久性が向上し価値自体も上がるので建築確認申請が必要になってしまいます。ただし、耐震工事は建物に必要な補修とみなされて固定資産税は上がりません。
②床面積が増えるリフォーム
増築をする場合も建築確認申請が必要になりますが、サンルームなどのちょっとした増築も申請の対象になってしまいます。
③用途変更を伴うリフォーム
住居として使っていた建物を店舗や事務所として用途を変更するリフォームも残念ながら申請の対象になります。
逆に上がらないケースとしては「内装の張替えのみの変更」や「主要構造部分ではない床や階段の変更」などになります。
いかがでしょうか。
リフォームの内容によって固定資産税が上がるか上がらないかが決まりますが、ポイントは「建築申請が必要か否か」になります。