リフォーム 建て替え
リフォームと建て替えの違いについてです。
・工事の前提
まずリフォームの前提としては、既存の建物を全て壊してから始めるのではなく、すでにある建物を活かして工事をしていきます。
反対に建て替えは既存の建物を完全に解体して最初から作り直すことを言います。
・相場
リフォームが最低でも100万円~2000万円程度で、建て替えは安くても1000万円、最高で4~5000万円はかかります。
・諸経費
リフォームは特にありませんが、建て替えは工事中に一時的に住む住居費や解体のコスト、それに解体で出てきた廃材を捨てるコストなどがかかります。
この廃材のコストが意外にかかるので、例えば外壁なら外張りなどなるべく捨てる工程が無い方法を選ぶのがコツです。
・時期
リフォームは10~20年ぐらいがライフステージも変わるし、建物もダメージが出てくるのでタイミングと言われていますが、建て替えは30年程度経過して既存の部分があまり活かせない状態のものが多いです。
・自由性
リフォームは基本的にすでにある建物を使うのであまり自由性はありません。
反対に建て替えは一から作り直すので間取り等は自分の好みで作ることができます。
・工事にかかる時間
リフォームは大体長くても一か月あれば終わりますが、建て替えは半年程度の時間がかかります。
半年の間仮に住める場所がひつようになってくるので、費用がかさみますよね。
このようにリフォームと建て替えは大きく考え方やコストが異なってくるので、まったくの別物としてとらえて問題ありませんね。