リフォームに失敗!やり直しは可能なの?
現実的ではない。
リフォームに失敗することなんてあるのだろうか。
ネットで検索してみると、実際にそういう事例はいくつもあることに驚く。
だが、こういうのは人ごとではなく、自分に起こってもおかしくないと捉えて事前に対策をしておくべきだ。
もしも年間に7000件以上のリフォーム失敗の報告が国にされているとしたら、あなたはどう思うだろうか。
ところで、もしもリフォームに失敗した場合やり直しは可能なのだろうか。
リフォームに失敗すると、できることは2つしかなく、元の状態に戻すか、それともリフォームをやりなおすかである。
もしもリフォーム業者が失敗と認めない場合は民事裁判しか方法が無くなる。
その間、リフォームをしていた部分は放置状態になるし、民事裁判の決着がつくまでに数年は要するので、他のリフォーム業者に依頼をすることになるが、金銭が余計にかかるうえ、精神的にも辛い状況になる。
こういう事態そのものを避けるほうがよほど懸命なのだ。
最低限確認しておくべき項目としては2つあって、「建物がリフォームに耐えうるか」「周辺地域に問題はないか」である。
建物そのものがリフォームに耐えれない、もしくは何かしらリフォームによって悪影響がある場合はそもそもリフォームができない。この下調べをすっとばすと後で大変なことになる。
周辺地域の問題とは、例えば条例的に景観を乱すので工事ができないなど、何かしらのルールがないか等である。施工が開始されてから言われたのではどうしようもなく、工事を止めざるを得なくなってしまうのだ。
また最後に、費用に対して無理を業者に強いていないかも注意をしてほしい。
業者も「無理です」と言えない時点で良くないのだが、無理な費用で無理な工事を依頼することでトラブルのもとにもなる。
これらのポイントは最低限確認すべき項目なので、十分に注意をしてほしい。